ヒューマックスエンタテイメント

“遊び”の裾野を広げる
「リアルゲーム」は
ビジネスチャンスの宝庫

代表取締役社長
林 祥裕

グループの関連事業をまとめ
「リアルゲーム」を軸に新たに始動

ヒューマックスエンタテイメントは、元々はゴルフ場を運営していたサンヒルズという会社が前身です。ゴルフ場の運営を委託するようになり、しばらくは休眠会社でしたが、2013年に私が代表に就任した際にグループ各社でバラバラにやっていたアミューズメント関連の店舗運営を1社にまとめるべく再出発をしました。そして2016年、所有していたゴルフ場を売却した折に「ヒューマックスエンタテイメント」と社名を変更しました。

我が社のビジョンが「リアルゲームの楽しさを伝え、新たな遊びの世界を創造する」というもの。「リアルゲーム」とは、我々の造語なのですが、いわゆるテレビゲームや携帯ゲーム、アーケードゲームなどの仮想現実との対比で、実際の場所で頭と身体を使い、プレイヤー同士のコミュニケーションも面と向かって行うゲームのこと。そういうリアルな世界のゲーム提供を主軸に事業を展開しています。

装置に頼らない“人”による遊びの創生

私はアミューズメント業界には3つの弱点があると考えています。1つは繁閑の差が激しく、どうしても遊びは休日・週末に集中してしまう点。2つ目は、装置に依存する=すぐに真似されてしまい、ライバル社と「いたちごっこ」になること。3つ目が、流行り廃りが激しく移り変わっていくことです。

我が社の規模では、装置に依存することなく “人”を媒介にして、お客様を楽しませるビジネスモデルにしなければ生き抜けないと思っています。「inSPYre」でも、設備投資もしてITも駆使していますが、実際に楽しませているのは、現場にいるスタッフが演ずる敵役の悪の工作員なのです。それが我々の真骨頂。ですから、スタッフ=“人”というのが重要な要素になってきます。

また今後は、店舗事業のみならず、イベント事業にも力を入れようと考えています。というのも、先ほどの3つの弱点のうちの繁閑の差です。平日の昼間でも、訪日外国人観光客をターゲットにした企画や、長期休暇のお子様向けのイベントなど。さらには法人向けに、サバイバルゲームを通じてチームビルディングの研修を行ったり。店舗のインフラを効率的に使っていきたいのです。また3番目の弱点、トレンドが変化していく点においても、飽きられない工夫が必要です。そうしたイベントには、企画・運営に携わる人材育成が必要不可欠ですね。これは装置とは違い、簡単に真似できるものではないので差別化につながります。

人を楽しませる
ワクワクする気持ちを大切に

我が社は、基本 “遊び”を売っている会社なので、求める人材像としては遊びが好きな人、お客様と一緒に楽しめる感性が大事ですね。特に外に出てイベントが回せる=キャラクターをしっかり持っていて、その人自身に魅力があることなんですよね。そんな人間的魅力ある人にぜひ来て欲しいですね。難しい話ではなく、自分の好きな恋人や友人のお誕生日に喜ばせようとサプライズを企画するような気持ちなのです。お客様を驚かしたり、不思議がらせたりするのが、嬉しくなっちゃう人が我が社に向いていると思います。

遊びの道具を使って、法人向けにサービスを提供したり“遊び”の要素はオフの時だけでなくビジネスにも活用できる。レジャー白書などを読むと“遊び”のマーケットが減少傾向にあると言われていますが、私はそうは思いません。“遊び”のジャンルが広がってきているので、これまでのカテゴリー分けが通用しないのではないでしょうか。今後、もっと次々といろんな形の“遊び”が出てくると思いますよ。